ダイナミックさ上品さを印象づける版面率について

チラシの集客力、POPの収益力を

30%以上!増加させるデザインの

テクニックをアドバイスしています。

 

販促ツールコンサルタントの

那須野です。

 

読むだけで販促デザイン力のつく

ブログです。

 

前回、美しく洗練された印象を作る

レイアウトのために大事な、版面線

(はんめんせん)についてお話しました。

 

版面線については、下記の見本ですね。

 

レイアウトをしていくエリアのことを

版面(はんめん)と言い、それを

囲む線のことを版面線と言います。



今日は、(版面線のもとになる)

版面の大きさで変わる印象の違い

について、考えてみたいと思います。

 

この版面の大きさを適切していないと

あなたがターゲットとする見込客に

イメージが伝えにくくなってしまうという

問題が生じます。

 

実は、それくらい大事な

版面の大きさについてのお話です。

 

版面線は、揃えるというポイントで

特に重要でした。

 

版面の大きさに関しては、

それとは少し違うポイントのお話

なります。


チラシやPOPなどでは、通常

余白部分を、用紙のフチから何ミリとか

何センチという風に決めて作ります。

 

こうして余白が決まり版面がつくられます。

 

そして紙面に対しての、版面の大きさの

比率を版面率(はんめんりつ)といいます。

 


また、版面率と余白に関連して、

 

以前に余白の使い方について説明

したのと同じように、余白の大きさに

よって上品さ、元気良さに影響が出ます。

 

上の例で言えば、

 

左のように、余白が狭い、

つまり版面率が高いと

元気良い印象、ダイナミックな

印象を作りやすいです。

 

そして版面率が高いと

情報量が多いという印象

与えられます。

 

右のように、余白が広い、

つまり版面率が低いと

上品な印象、落ち着いた印象

作りやすいです。


説明ばかりで

ちょっと眠くなってきますよね〜

 

理屈を覚えるよりも実際に見込客の

反応がとれる結果が大事ですので、

 

ぜひ具体的な事例で印象の違いを

実感されてください。

 

版面を比較的大きく(余白少なく)して

作った販促ツールの事例です。

次に、

版面を比較的小さく(余白大きく)して

作った販促ツールの事例です。

この通り、版面が大きいと、

元気良さや活発さのイメージができ、

版面が小さいと、上品さ優雅さなどの

イメージができます。

 

元気良さを好む層にアピールするのか

上品さを好む層にアピールするのか

という問題です。

 

例えば、もし、上品さを好む層に

アピールすることを決めたのであれば

 

すぐ上の、

版面が小さい(余白が大きい)事例では

まだ、窮屈な印象があります。

 

その場合は、小さい版面の中でも

写真を小さくしたり文章を削ったりして

さらにゆったりできると良いです。


最後に3つ並べて比較してみましょう。


 

紙面の印象を変える版面の大きさの

違い、覚えておいて、見込客を

引き込みやすい販促ツールの作成

ぜひ活かしてください。