補色・反対色を使った文字の読みやすさについて(販促ツールの配色)

チラシの集客力、POPの収益力を

30%以上!増加させるデザインの

テクニックをアドバイスしています。

 

販促ツールコンサルタントの

那須野です。

 

読むだけで販促デザイン力のつく

ブログです。

 

配色と文字の読みやすさの関係で、

よく言われるのが、補色・反対色は

どぎつくなり読みにくくなるという

ものです。


補色・反対色とは、この色相環で

(色相環についてはこちら

このように180度反対側にあたる

色の組み合わせです。


赤と緑の組み合わせは、間違いなく、

読みにくくなるのですが、


その他の組み合わせについても実際

そうなのか、確認含めて検証したいと

思います。


まずこちらの組み合わせ

確かにチカチカして読みにくいですね。


つづいてこちら

これもなかなか読みにくいですね。

特に赤が地の左の方は、見るのが

キツいです。


つづいてこちら

読みにくいと言えばそうですが、

少し読みやすくなってきたような。


つぎはこちら

この辺になると普通に

大丈夫になってきました。


つぎはこちら

読めますね、黄色100%(一番強い黄色)

なのでキツい感じがしますが、配色として

美しいようにも思います。(バスケットの

ロサンジェルスレイカーズのユニフォームの

カラーですね。)


つづいて

趣味が別れるところと思いますが、

読みにくくはないですね。



完全な補色の位置関係でないですが、

先ほど言った、赤と緑の組み合わせも

見てみましょう。

やっぱりこれは最高にキツいですね。

読みにくいです。


こうして見てきましたが、補色どうしも

すべてが読みにくいわけではないです。


すっきりと読みやすい組み合わせ

ありました。


ちなみに補足ですが、配色のルールでは

このように補色どうしの組み合わせは、


力強さ、役立ち感や、厳しいイメージ

作り出すことができます。


ここでちょっとさらに確認したくて、

こんなこともやってみました。


黒い文字、白い文字では読みやすさは

どうなるか?


こちらの読みやすさは、地の色との

明るさの違いが大きく影響しますね。


さて、このような配色による文字の

読みにくさをどうしたら解消できるか

というテクニックがあります。


それはまた次回お話したいと思います。


今日は、この読みにくくなる色の

組み合わせがあるということをぜひ

確認してご理解ください。